今日は7時2分サンモリッツ発の氷河特急に乗車するため、朝食はホテルで作ってもらったお弁当を電車内で食べることになっています。
モーニングコールはなんと５時でした。6時30分にホテルを出発しました。
スーツケースは電車には載せず、バスで別途運ぶそうです。
こちらの電車に乗車します。GLACIER EXPRESS 、真っ赤な車両がかっこいいです！
一等車の車内。パノラマ車両です。席は４人ボックス席と２人席がありました。景色が素晴らしい！
窓は開きません。写真を撮るときは、別の車両の従業員さんの待機所のようなところの窓が開いたので、そこで写真を撮らせてもらいました。
車内で、ホテルで作ってもらった朝食のサンドイッチを食べます。ハム、チーズ、レタス、トマト等が入ったサンドイッチで、パンにはごまがついています。
これがすごく美味しかったです！他はアップルパイとりんご。
ホテルのレストランで朝食が食べられないと聞いてがっかりしていましたが、このサンドイッチが絶品だったので良かったです。
スイスらしいのどかな景色を見ながら電車は進みます。
しばらくすると有名なランドヴァッサー橋に近づいてきました。写真を撮るため別の車両の乗務員さんたちが待機している所へ移動しました。
乗務員さんが窓を指さして写真を撮るように促してくれました。橋は一瞬で渡り終えました。
列車は２時間ほどでクールに到着しました。クールでは車両を連結するため、しばらく停車します。
氷河特急では日本語の看板も多いです。
9時26分にクールを出発。この後から食事サービスが始まり、車内がいい匂いで充満してきました。残念ながら我々は車内ではなく、アンデルマット到着後にレストランで食べる予定となっています。
メインのメニューはビーフシチューのようなものでした。従業員の方が厨房のある車両から一生懸命手で客席に運んでいます。はぁはぁ、という息づかいが聞こえてきます。前菜、メイン、デザート、コーヒー、とコースメニューなうえに、ワインやビールの注文もあるので従業員さんも大変です。
クール出発後、しばらくはライン川のほとりを走ります。川は雪解け水で増水していました。
しばらくすると標高がどんどん上がってきました。
氷河特急の最高地点、オーバーアルプパスヘーエ、標高2033メートルに到着です。
湖の氷は溶けていました。
アンデルマットの手前の駅で停車、写真ストップのようですが、手前が工事中だったため、良い写真は撮れませんでした。工事が終わったら絶景写真スポットになるのでしょう。
駅の反対側の斜面はスキー場のようで、リフトがありました。
ここで気が付きましたが、先頭車両に「マウント富士号」のプレートがありました。
アンデルマット到着前にスイスの銘菓Kambly カンブリーのビスケットが配られました。
薄焼きでさくさくしていて美味しいです。バター味は控えめでさっぱりしています。
11時52分にアンデルマットに到着。約5時間の長い乗車でしたが、素敵な景色のおかげで飽きなかったです。ただ、前日に乗ったベルニナエクスプレスの景色の方が絶景だったかなとは思います。
ベルニナ鉄道についてはこちら⇒【スイス旅④】ベルニナ線（ベルニナエクスプレス） に乗車、氷河特急より景色がすごかった！
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