【台中】高美湿地(台湾のウユニ塩湖!?)で夕日観賞、フォトジェニックなペイントの村「彩虹眷村」へ

2019年11月2日土曜日

2019 台湾旅行

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台中の春水堂でランチした後に、午後発の半日観光ツアーに参加し、台湾のウユニ塩湖とよばれる「高美湿地」と、カラフルでかわいいペイントの村「彩虹眷村」、日本人が設計したユニークな建築のオペラハウス「台中国立歌劇院」をめぐってきました。

直前に申し込んだツアーだったのですが、参加してみて良かったです!







申し込んだツアー

高美湿地は行くのが難しそう(鉄道駅から離れており、バスも本数が少なく、タクシー利用も他の方のブログを見ると難易度が高そう)だったので、ツアーに参加することにしました。

申し込んだのはVELTRAの「うれしい午後から出発!彩虹眷村+高美湿地観光ツアー 逢甲夜市も解散OK」というツアーで、1人800台湾ドル(約2850円)でした。

申し込んだ決め手は、帰りに新幹線(高鉄)の台中駅まで送ってくれるという点(ただし、台中駅に行った後に夜市で解散なので、夜市には行けません)と、午後発なのでゆっくり台北を出発できる点です。


台北からの日帰り一日ツアーもあるのですが、出発時間が早く、ホテルの朝食を落ち着いて食べられないので、新幹線で台中に向かい、午後に台中からツアーに参加することにしました。

集合

13:30に勤美誠品綠園道のスターバックス前で集合だったので、ランチを勤美誠品綠園道の春水堂で食べました(⇒【台中】タピオカミルクティー発祥のお店「春水堂」でランチ)。

集合時間前にスターバックスに行ったのですが、他のツアーもここが発着となっていて、大混雑でした。ガイドさんも確認が大変そうでした。


建物の脇に停めたバスで出発です。中華風のバスでした。



驚いたことに、ツアー参加者が45人位いて、バスは満席!(参加者5~6人だろうと思っていたのですが、大間違い)。 

日本人は中高年が多かったですが、シンガポール、香港、韓国などの大学生位の方が結構参加していました。

ガイドの呉さんは、若くて元気な女性。中国語、日本語、英語などを交えながらガイドして下さいました。

台中国家歌劇院

ツアーはまず、台中国家歌劇院へ。

日本人建築家の伊藤豊雄さんが建築した、ユニークな形のオペラハウスで2016年に完成した新しい建物です。




見学時間は30分。地元の小中学生が大勢見学に来ていて(社会科見学風でした)、エレベーターなどが混んでいたため、急ぎ足となってしまいました。


▲屋上のユニークなオブジェ


▲展示スペース


▲台湾では日本語や日本人のお名前を本当によく見かけます。なんだかうれしいですね。


▲内部は吹き抜けの構造


▲劇場部分





フォトジェニックなペイントで有名な彩虹眷村へ

次にやってきたのは彩虹眷村。日本のテレビでもよく取り上げられているカラフルなペイントの村です。


1924年生まれの黄さんが、2008年から書き始めたというカラフルなペイントが至る所に施されている虹の村。

もともとは退役軍人の方達が住んでいる村だったそうですが、再開発が計画された際に、どうせ取り壊されるなら、ということで住民の黄さんが、ペイントを始めたそうです。

ペイントを始めた当時の年齢が80代だったそうだから、驚きです!


今年で95歳の黄さん。普段は観光客と触れ合ったり、写真撮影に応じたりしているそうなのですが、私達が訪問した時は残念ながらもう帰宅されていました。

ちょっと前までいらっしゃったそうですが・・・。

↓真ん中のおじいさんが黄さんです(両隣は私ではありません・・・)。


それにしてもこの賑わい。写真を撮るのも一苦労です。


よく見ると、ドラえもんっぽいキャラとかがいて、なかなかおもしろいです。

これは恋愛成就祈願でしょうか??


日本では見ない独特なエキゾチックなペイントに、格言?みたいなものが書かれているのが面白かったです。

なお、現在のペイントは黄さんのオリジナルと、他の人が加えた部分があるそうです。

ガイドの呉さんによると、耐震などの問題のため、閉鎖になる計画があるそうなので、行ってみたい方は今のうちに行った方が良さそうです。




高美湿地

最後に、台湾のウユニ塩湖と呼ばれている高美湿地へ。夕日がきれいな場所として有名です。


日本統治時代は海水浴場だったそうですが、戦後に築いた港の堤防の影響で砂が堆積し、湿地帯が形成されたそうです。

ツアーバスが停めた駐車場から湿地の入口まで歩いて5分位でした。


高美湿地は海にあるため、干潮の時間帯にしか、中に入れません。行こうとしている時間が、ちょうど潮が引いている状況かどうか、事前にチェックすることが必要があります。

訪問した日は16時~17時40分まで入場可能でしたが、日の入が17時28分だったので、夕日を見るのにちょうどいい感じでした。

ただし、私達のツアーのバス集合時間は17時30分だったので、17時15分頃には戻り始めないといけなかったのが残念でした・・・ガイドさんともっと交渉すればよかった。


湿地の上に敷かれた木道をどんどん進んでいきます。

湿地は生物保護区になっていて、様々な生物を見ることができ、楽しかったです。

▲見たこともない、とても小さな白いカニがたくさん。

▲シオマネキもたくさん。

▲カニと、ハゼ。ハゼもたくさん。

木道を10分くらい歩くと、先端に着くので、そこから沢山の人が湿地に入って撮影していました。

そもそも、生態系保護のために木道が作られたはずなのに、入っていいのか疑問ですが。。


この日は風がすごく強かったので、ウユニ塩湖にはなりませんでしたが、夕日がきれいに見られて良かったです。

ツアーによっては夕日の時間帯までいないそうなので(特に夏は日の入が遅いので)、夕日狙いの方はスケジュールを十分確認してから申し込んだ方がいいです。

写真からは分かりづらいですが、風力発電があることからわかるように、風が強い場所です。私が行った日は台風並みの暴風でした。台風中継って大変だな、などと考えてました。


湿地には入りませんでしたが、夕焼けの写真は撮れました。





ツアーの出発時間の関係で、日没まで湿地内にいられなかったのですが、駐車場の近くから日の入も見られました。

帰りは、台中の渋滞に巻き込まれて、新幹線台中駅に着いたのは18時30分頃。
金曜日だったこともあり、台中駅の切符売り場や新幹線の座席も混んでいました。

新幹線は停車駅が多い方の席しかとれず、19時4分台中発、台北着は20時13分で台北に帰りました。



感想など

台北の天気が悪そうだったので、急遽天気予報が良かった台中に行ったのですが、行ってみて本当に良かったです。

高美湿地は、自然環境に左右されるところなので、干潮の時間帯や天気予報を調べてから行かれることをおすすめします。

ウユニ塩湖みたいな鏡張りになるのは、干潮、風が無い、天気が晴れ、などの条件がそろった時だけです。

でも、夕日だけでも楽しめたし、カニやハゼなどの生き物が沢山いて、見ているだけで楽しかったですよ。

なお、11~2月は水位が高く、湿地に入れないことも多いそうなので、気を付けてください。




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