日本橋玉ゐは、日本橋に本店があり近隣に室町店、コレド室町店、銀座店、出前専門新川店があります。また、台北にも店舗があるとのこと!
コレド室町店はカウンターが7席と、テーブル席が4席しかないとても小さな店舗です。本店にある懐石料理などはいただけないとのことですが、私が食べたかったあなご箱めしは本店と同じものが食べられるということで伺いました。
昼は込み合うようですが、夜はそれほど混まないようで、伺った金曜日の18時30分過ぎはちょうど誰もお客さんがいませんでした。ただ、11席しかありませんので、念のため予約をした方がよいかもしれません。コレド室町店は15時以降は予約できるとのことです。
玉ゐでは、天然あなごを使っており、調理方法は煮上げと焼上げの二種類から選べます。また、中箱以上の「あなご箱めし」を注文すると煮上げと焼上げの合いのせができ、両方の調理方法を楽しむことができます。
というわけで、ちょっと多いかなと思いながらも中箱2,950円と、出汁200円を注文しました。なお小箱は1,750円、大箱は3,950円です。小箱を食べているお客さんもいましたが、見た感じですとちょっと量的に物足りないかもしれないと思いました。
出汁は穴子の焼骨からとった出しでお茶漬けをするためのもので、穴子版のひつまぶしを楽しむためのものです。
まずは、生ビール。陶器のコップに入っていてキンキンに冷えていてとっても美味しい!
そして穴子のお重が登場。つやつやしていてとっても美味しそうです。手前が焼上げ、奥が煮上げです。
焼上げの方は香ばしく、煮上げの方はふんわりした穴子が楽しめます。かなりさわやかでさっぱりした味わいでしたので、ごはんを見てみるとなんと、なんとごはんの上にのりと一緒に大葉を刻んだものがのっています。大葉は薬味として添えられていることはありますが、あらかじめご飯にのっているのは珍しいです。大葉のお陰でさっぱりした味わいなのでどんどん食が進みます。中箱で問題なかったです。
薬味はねぎ、わさび、ごまと、山椒、そしてゆずがあります。ゆずは摺り鉦についているものを刷毛で落とします。右側の急須に出汁が入っていますが、持ち手が金属でとても熱いので気を付けましょう。ごまを入れると香ばしさが増してとても美味しいです。わさび、ねぎ、ゆず、ごま、山椒それぞれの味わいがあり、味変が楽しめます。
最後にお茶漬けにします。穴子の焼骨からとった出汁は濃厚で、薬味を入れて穴子茶漬けにすると、とても深い味わいで絶品です。出汁200円はちょっと惜しいですが、ぜひ注文してひつまぶしを味わいたいところです。お茶漬けにする場合は、焼上げの方が香ばしくて美味しいと思いました。
煮上げ、焼上げ、お茶漬け、薬味、と何度も違う味を楽しめてとても満足しました。ぜひまた伺いたいです。
【本日のお店】
日本橋玉ゐ コレド室町店
東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 B1F
ホームページ
http://anago-tamai.com/
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