草津温泉付近の地図を見ていて、名前が気になった 「チャツボミゴケ公園」に行ってみました!
チャツボミゴケは強酸性火山性水域に生育する珍しいコケのことで、国指定天然記念物です。
また、チャツボミゴケ公園の穴地獄を含む芳ヶ平湿地群は、ラムサール条約にも登録されているそうです。
チャツボミゴケ公園へのアクセス
残念ながら、路線バスなどは通っておらず、車でしかアクセスできない場所です。
草津温泉や、尻焼温泉から車で約30分ほどのところにあります。
👆意外と広い駐車場
駐車場は第一~第三まであり、150台駐車可能。
入園料は600円で、後述のバスに乗らない場合も支払う必要があります。
穴地獄へ
穴地獄の300m手前までは、園内巡回バスで向かうことができます。
バスの走行距離は約1km、徒歩だと約30分(徒歩の場合は登山道を利用)とのことなので、歩いてもいいかなと思いましたが、約5分おきにバスが来るとのことだったので、バスに乗りました。
👆バスを降りたところ。
ここから緩やかな上り坂を登っていきます。落石注意の看板あり。
👆1944年~1965年までここには、群馬鉄山という露天掘りの鉱山があり、鉄鉱石を産出していました。
今でも、その一部を見ることができます。
チャツボミゴケもこの地における鉄鉱石の生成に大きくかかわっており、チャツボミゴケと鉄バクテリアから鉄鉱が生成され、長い年月を経て鉄鉱石の鉱床ができるとのことです。
上り坂ですが、足元はこのようなマットが敷かれており、登りやすくなっていました。
道の脇には清流(実際には強酸性の鉱泉水)が流れており、チャツボミゴケが生えているのが確認できます。
👆こちらが穴地獄。硫黄の香りもします。
真夏は、コケの勢いがなくなる時期とのことでしたが、思ったよりも多くのコケを見ることができました。
初夏や秋に来ると、もっとこんもりとしたコケを見られるそうです。
この「穴地獄」は、草津白根山の噴火でできた、すり鉢状の穴で、穴からはph2.6~2.9の強酸性の鉱泉が湧き出ているとのことです。
鉱泉水の水温は19度~30度前後とのことです。
木道には、シオカラトンボがたくさんいました。
アブも多かったですが・・・。
景色も良いところで、癒されました。
標高1,200mなので、真夏でも涼しかったです。
草津温泉や尻焼温泉などにお越しの際には寄ってみてはいかがでしょうか。
最近は、パワースポットとしても人気とのこと。
ツツジの咲く頃や、紅葉の時期がベストシーズンのようです。
冬季は閉鎖されますので、ご注意ください。
(チャツボミゴケ公園ホームページ)
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